『パパはウルトラセブン』 みやにし たつや

久しぶりの絵本紹介です。
『パパはウルトラセブン』は『おとうさんはウルトラマン』シリーズの第4弾です。
生徒さんのお母様(まいちゃん・しょうきママ)より前3作をいただいたことが
このシリーズとの出会いでした。

先日立ち寄ったヨーカドーの書店で、私は「日本の10大新宗教」を
パラパラと読んでいました。
しばらくすると息子と絵本のコーナーにいた妻が私とかぶると言って
持ってきたのが『パパはウルトラセブン』でした。

子煩悩なウルトラセブンが悩みながらも楽しんで子育てをする様子が
描かれています。
私とかぶるかどうかは置いとくとして、「パパの気持ち」はストレートに
表現されていると思います。
子どもよりパパやママが読んだほうが感動が大きいかもしれませんね。

結局この日は、

ママ ⇒ 『パパはウルトラセブン』
息子⇒ 『たいこでドン!ドン!』
パパ⇒ 『子どもの力は学び合ってこそ育つ』

の3冊を購入しました。

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『せんろはつづく』

竹下文子・文 / 鈴木まもる・絵

久しぶりに仕事のない土曜日の午前中。
妻が髪を切りに行っている間に息子と2人で本屋に行ってきました。
絵本コーナーに直行し、2・3日前に妻が話していた『ぶぅさんのブー』を探すことに。
家にある絵本を見つけるたびに「これ、うちにもあるもんねぇ~!」と嬉しそう。
目指す『ぶぅさんのブー』はすぐに見つかりました。

レジに行きかけたところで以前から気になっていた絵本のことを思い出しました。
それは図書館から借りてきて息子が大喜びだった『つみきでとんとん』。
そして同じ作者の『せんろはづつく』。
探してみることにしました。
見つけたのは『せんろはづつく』の方でした。
その瞬間「あー!ちょれ(これ)見る~」。

子どもたちが線路をどんどんつなげていきます。
その途中途中に山があったり、川があったり。
そのたびに、
 やまがあった どうする?
 あなをほろう トンネルだ
 かわがあった どうする?
 はしをかけよう てっきょうだ

と問いかけ、そして解決しながら進んでいきます。
線路が完成すると、そこに汽車がやってきます。
背景が淡い緑でとてもやわらかくあたたかい雰囲気です。
「どうする?」は子どもにとってとても魅力的な問いかけですよね。
うちの息子は、「どうする?」のたびにそれが川でも池でも
「あなをほる!」と答えます。

土曜日だけで10回以上は読みました。
息子にとっても私にとっても歴代ベスト5に入る絵本ではないかと思います。
是非ご覧下さい。

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『だっこ だっこ ねえ だっこ』

長 新太

6月25日。大好きだった絵本作家の長新太さんが亡くなりました。
訃報を新聞で知ったときは,とてもショックでした。
絵本に触れるきっかけとなった「どろにんげん」をはじめて読んだとき,私も長新太さんのように,いつまでも,いくつになっても澄んだ目と心で世界を見ることが出来たらいいな,と思いました。
ご冥福をお祈りいたします。

子育ては毎日が「迷い」の連続です。
「怒るべきか?いや,もう少し物事がわかるようになってからにしよう...いやいや。たとえ意味が分からなくてもダメなものはダメと伝えなければ。」
いろいろな育児書に,さまざまな「子育て論」が書かれています。同じようなことが書かれていることもあれば,正反対のことが書かれてあったりもします。結局は親自身が必死に子どもと向き合う中で考え,決めて行かなければならないのでしょうね。
『だっこ だっこ ねえ だっこ』に出てくる親子はみんな本当に気持ち良さそうです。ねこ,ぶた,いぬ,いし(かな?),たこ。そしてパンやアイスクリーム,くつの親子だってみんなだっこしています。最後に人間の親子がだっこしているのを見たときは胸がじーんとしました。
そして,少しだけ迷いが消えました。とにかく彼をまるごと全部頭の先から足の先まで余さずもらさず,だっこ,だっこしよう。

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『ころん ごろん いしっころ』

酒井賢司 作 / 川島敏生 写真

親なんて勝手なもの。
離れたがらない息子を置いていくのも辛ければ,
「パパ,仕事にいくからね」
と言っているのにこっちも見ずに先生と遊び始める息子を見るのも辛い...
子の親になんてなるもんじゃない...いや,なって良かったかな。

『ころん ごろん いしっころ』は絵本というより石がモデルの写真集。
いろいろな表情のいしっころが,なぜかとぼけた感じでほのぼのします。
散歩に出れば
 「いし,いし」
といって拾っては,
 「えい!」
と投げる石好きの息子にはたまらない1冊。

来月2歳の息子は言葉も増え,表情もますます豊か。
そして憎たらしさもますます豊か。
「ばっぴかぶって~,しぇんしぇ~と~,ぶばば。」 
(帽子かぶって先生と砂場で遊んだよ。)
というようなことも言うようになりました。

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『そら はだかんぼ!』

五味太郎

4月から息子は保育園に通うことになりました。
今日は予行演習を兼ねて「一時預かり」をお願いしました。

送り役→パパ お迎え役→ママ

送り役をご経験の方は?
もし避けられるのなら絶対に避けたほうがいいですよ!
36年間生きてきて,こんなに悲しい経験は記憶にありません。
大げさ? とんでもない!
「パパ,パパ」と泣き叫ぶわが子を残して立ち去ることは
想像していた以上の辛さでした。
その後,2時間くらい仕事が全く手につきませんでした。
(やっぱり大げさでしょうか...)

子どもは大人が考えている以上に柔軟で適応能力が高いので
1ヶ月もしないうちに平気になることでしょう。
でも,大人が...というより私が...

『そら はだかんぼ!』はいたずらっ子のたろうくんが
お風呂に入るまでのお話です。
ライオンのきぐるみを着て遊んでいたたろうくんが,
お母さんにお風呂に入るように言われたので,それを脱いでみると...
脱ぐときの「がぱっ」や「すぽっ」に,擬音語・擬態語の大好きな息子は
大喜びです。
「ライオンがはだかんぼになるなんておかしいね...」という
たろうくんのセリフがなんともかわいい。

上着を自分でがばっと脱いだり,ズボンをすぽっと自分で引っ張り上げたり。
目覚しい進化を遂げるわが息子に負けっぱなしの親父です。

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『おいしい おと』

三宮麻由子 文 / ふくしま あきえ 絵

最近の息子は座ると「プーッ」となる彼専用の小さな椅子にちょっこんと座って食事をします。食事をする,と言っても混ぜたりひっくり返したり。その上その日の気分で,いつも好んで食べるものでもベーッと出してしまったり。それはそれは大騒ぎです。
でも...彼が椅子に座って同じ食卓を囲んでいるなんて! 本当にものすごい速さで成長していくんですね,子どもって。そんなに急がなくてもいいのに...

『おいしい おと』は春巻,ほうれん草,かぼちゃなどを絵と食べたときの音で表現しています。私は味噌汁に入っているわかめを食べたときの音が好きです。
「わかめを たべよう ピララルッ リョリュ リョリュ...」
そして必ず最後に「あぁ おいしい」の一言。これがなんとなくうれしい。

すっぱいものを食べたとき「ッバイ,ッバイ」と眉間にしわを寄せながらも何度も口にしようとしたり,食べたくないとき「イナナイ!」と顔を背けたり,「パパ,ママ」といいながら私たちに「アーン」をしてくれたり...。我が家の毎日の食事は笑いが絶えません。

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『てのひら おんどけい』

浜口哲一 文 / 杉田比呂美 絵

2003年から2004年にかけての年末年始はそれはそれは大変でした。
5ヶ月の息子が初めての病気-カゼをひいたのです。今なら笑い話ですが,父親・母親1年生の私たちにとっては出産に次いで大きな試練でした。年末年始しかも深夜となると診てもらえる病院も限られます。その病院で嫌な思いもしました。
子どもの病気がこんなにつらいなんて。しんどそうな息子の表情を見ると,我慢できずに何度も涙があふれました。
おかげさまで今年のお正月は3人とも健康に迎えることができました。(飲みすぎで少々胃が痛いですが...)
泣いたり笑ったり怒ったり。家族が一人増えるということは,こんなにも楽しいことなんですね。彼のひとつひとつの仕草が私たちを毎日幸せにしてくれます。

『てのひら おんどけい』は男の子がパパと散歩しながらその途中にあるいろいろなものに触れます。そして暖かい物と冷たいものがあることを発見します。ここはつめたい。こっちはあったかい。同じものでも日が当たっているところはあたたかい。日陰はつめたい。
最初のページ以外まったくセリフのないパパですが,子どもの小さな発見と小さな感動を見守る目がとてもやさしくてほのぼのしています。

この本は今日はじめて読んだのですが「パパの て,あったかい。」の部分で,息子も”てて”と言って私の手のひらに小さな手をのせてくれました。ジ~ン。
また今日も幸せにしてもらいました。

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『でんしゃは うたう』

三宮麻由子 作 / みねおみつ 絵

この本は,電車が出す(うたう)擬音のみでお話がすすみます。はっきり言って朝の読書会で読むのはキツイ!それでなくともカツレツがいい方ではないのに...
「たたっ つつっつつ」と軽快なテンポで電車は走ります。発車するときや鉄橋を越えるとき,切り替えポイントを踏むときなど臨場感たっぷりです。息子のお気に入りは踏み切りを越えるときの警報機の音。
ねん ねん ねん” と,字の大きさでドップラー効果を表現している(と私は思って読んでいますが)ところが最高です。
読んでいるうちに気分が乗ってくるのですが,舌がついてこないのです。もうこうなったら勢いしかありません! しかし最近は何度も読んでいるのでかなり上達しましたよ。(DonDokoDonのグッさんも顔負けです。)

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『はじめてのおつかい』

筒井 頼子 作 / 林 明子 絵

ものの区別が比較的はやいと思われる1歳5ヶ月の息子が(親バカちゃんです),いまのところ区別できている食べものが,

  ○ 母乳    ⇒「ばっぱ」(なんで? ”ぱいぱい”の派生語か?)
  ○ 食事全般 ⇒「まんま」(これは妥当かな)
  ○ バナナ   ⇒「ばぁっ」(たしかに”ば”から始まるのだが...)
  ○ 納豆    ⇒「なっとぅー」(アクセントは”な”にあります)
  ○ お茶    ⇒「ぱっぱっぱっぱっ」(急須から注ぐ音です。手振り付です。)

などなど。
そしてこの絵本で主役の女の子がお使いを頼まれる牛乳⇒「にゅーにゅー」です。
女の子はお母さんに「はじめてのおつかい」を頼まれます。誇らしげに出かけていくのですが,お店で声をかけてもなかなか気づいてもらえなかったり,転んで小銭を落としたりといろいろな困難に出会います。しかし最後は無事に「はじめてのおつかい」をやり遂げます。
いつの日にか彼にも『はじめてのおつかい』を頼む日が来るのでしょうが,私は家で待っている自信がありません...。

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『とんとんとん と』

五味 太郎

私が初めて息子に贈った絵本です。
以前「情熱大陸」というテレビ番組で五味太郎さんが紹介されているのを拝見し,ファンになってしまいました。

バス停でバスを待つブタ君が(待ちきれないのでしょう)空想の中で空を飛んだり,ビルを上ったりして「とんとんとん」とおじいちゃんに会いに行くお話しです。
早くおじいちゃんに合いたい,という気持ちがブタ君にいろいろと想像させたのでしょうが,妻曰く「これを読むと急かしてはいけないんだなぁ,ゆったりとした気持ちでいなければいけないんだなぁ,と思うよ。」

これを選ぶときの息子は必ず「とんとんとん」と口をアヒルのようにとんがらせます。

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『あかくん まちをはしる』

あんどう としひこ

1歳の息子は車が大好きです。特に好きなのはパワーショベルやブルトーザーなどの重機。
また,最近ではバスを見ると指をさして「ばくんー」と連呼します。文字にするのは難しい発音ですが,最後の「んー」は口を閉じて鼻から抜きます(笑)。
特に教えたわけでもないのに車に興味を示すのはやっぱり男の子なんだなぁー。不思議な気がします。

この絵本は息子の好きな作業車たちがたくさん登場します。素敵な絵が印象的で,私も大好きな1冊です。
後ろでこっそり展開しているストリーも面白いです。(サラリーマンにご注目)

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『ことばのおべんきょう くまちゃんのごあいさつ』

加古 里子

これは息子のお気に入り第1号です。
「ことばのべんきょう」全4冊のうちの第3巻です(うちには他の3冊はありません)。タイトル通り日常のあいさつをべんきょうできる絵本で,くまちゃんとその家族がいろいろな場面であいさつを交わしています。

ある日,私が仕事に出たあと妻が読んで聞かせていると「いってきます」「いってらっしゃい」の場面で急に泣き出してしまったそうです。(それはお父さんが車で出勤するのをくまちゃんが見送る場面なのですが)どうやら私が仕事に行ってしまったことを思い出して悲しくなったらしいのです。うれしいような胸が痛いような複雑な気分でした。

素朴でほのぼのとした絵本です。うちの息子にとっては定番中の定番。カレーライスのようなものですね。

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『どろにんげん』

長 新太

実はこの本は息子のセレクトではなく,私のお気に入り第1位です。
妻が幼稚園の先生をやっていたため,息子が生まれる前から我が家にはかなりの数の絵本がありました。
その数ある絵本の中でこれだけのインパクトを与えてくれたものは他にありません。
「面白い」「楽しい」という次元は超越しています。
だって,泥から生まれた”どろにんげん”とタコが巨大なサツマイモを火山まで運んで焼いて食べる,それだけなんですよ。
それだけなのに,この絵本には長新太さんの優しさとあたたかさがあふれているんです。
是非ごらんになって下さい。絶対オススメです。

 favorite sentence  「うみのほうは たこです。」

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お気に入りの絵本

近頃,我が家では「朝の絵本読み」が日課になっています。
息子は毎朝私を起こし,胡坐をかいた足の上にのり,まだ頭が回っていない私に絵本を読めと訴えます。最近の彼のお気に入りベスト5は,

 1位 『くまちゃんのごあいさつ』

 2位 『どいてよへびくん』

 3位 『おばけパーティー』

 4位 『ロボット ボット』

 5位 『きんぎょがにげた』

頻繁に順位は変わりますが,このあたりまでは不動です。それぞれに息子は面白い反応を示しますが,最近のヒットは2位に挙げた五味太郎さんの『どいてよへびくん』です。登場するのはどちらもかわいらしいねこちゃんとへびくんだけ。ねこちゃんが本を読もうとしたり,長いすに座ろうとしたり,砂場や滑り台で遊ぼうとするたびに,へびくんが大きくて長い体を横たえて邪魔をします。そのたびにねこちゃんは「どいてよへびくん」,「どいてよ」とマユを寄せておこります。この「どいてよ」のセリフがすっかり気に入ってしまい,まだハッキリと発音できませんが彼なりに「どいてよ,どいてよ」と繰り返しています。
ちなみに私は個人的に長 新太さん『どろにんげん』が最高です!)が大好きです。

本を好きになってほしいな,という気持ちはありましたが,この「朝の絵本読み」は教育的配慮から始めた訳ではありません。ただ,ただ楽しいのです。やわらかく伝わってくる息子の体温とあごの下に当たるポヨポヨの髪の毛,ひとつひとつのかわいいリアクション...。あと何年かすれば,頼んだってこんなことはさせてもらえなくなるでしょう。今のうち十分楽しんでおかなければ。

1歳の息子に一日一日を大切に過ごしたいという気持ちにさせてもらいました。

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