凡夫のつぶやき

教育に携わる人間とは、

全てを剥かれ、丸裸にされたむき出しの状態で

生徒たちの前に立つことを余儀なくされた人間なのだ。

知識や指導力があるかどうかは言うまでもないが、

借り物の言葉でいくら武装しても生徒たちはすぐに見抜く。

それが意識的か無意識的なのかは別として。

どんなにわかりやすく効率的な解法を示しても、

それ以上のことを私に求める生徒には全く入らない。

ポプラ工房はそれだけではダメなのだ。

「あなたはどんな人?」

私の生徒はそんなメッセージを送ってくる生徒が多い。

思春期の大切な時期に出会う大人として、

私が相応しいかどうかは彼らが決めることだろう。

それに、言うほど彼らは私に期待していないとも思う。

しかし、それでも責任を感じる。

もっともっと懐の深さが欲しい。人間的な大きさが欲しい。

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感謝する、意識的に

感謝する、意識的に。

conscious 「意識的に」

大学受験生だったころに覚えた英単語の語呂合わせ。

古本屋でたまたま手にした「英単語連想記憶術」。

てっきり絶版になっているものと思っていたら改定されて第2版が出ていた。

前回も書いたが、私は生徒たちにしつこく、しつこく繰り返す。

「意識的に勉強しろ。」

「一問一問、テーマを意識して解け。」

「一題たりとも流すな。」

しかし、これが意外と難しい。

例えば英語の音読ひとつ取ってもそれがよくわかる。

5回程度繰り返すだけでも、途中何回かは惰性で読んでいるはずだ。

頭と口が分離している。人間って結構器用なのだ。

そんなときいつも例に挙げるのが野球の素振りや、空手の突き。

「素振り100回」と言われた場合、

ただ100回バットを振り回すのか、1回1回全てを意識的に振るのかによって、

その後の上達レベルは天と地の差が出来てしまう。

私も学生時代、少林寺拳法部で「1000本突き・蹴り」をやらされた。

これは1000本やりきるだけでもかなりの意志力が要る。

私はただ、やりきることだけを考えていた。

終わった後、多少キレが良くなった程度で大して向上していなかった。

それでは費やした時間と体力と精神力がすべてムダになるではないか!

勉強もそうだ。

イヤイヤやっても1時間。

無意識にやっても1時間。

しっかり意識的にやっても1時間だ。

どうせ時間と体力と精神力を使うなら、身につくように使わなければ損というもの。

さあ、みなさんご一緒に。

「感謝する、意識的に」

...でもゴロ合わせで単語を覚えるのはお勧めしません。

正しい音を覚えられないから(あくまで個人的見解です)。

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まってぇ~

年の初めに立てた計画のうち約8割が未着工だ。

ああ、やっぱり今年もだめだったなぁ。

そのひとつに「180度開脚、胸を床にペッたりつける」というものもある。

まぁ達成できなくても人生を大きく左右するものでもないのだが、

少しばかり太極拳を教えさせていただいている身としては問題がある。

実は高校時代、器械体操部だったころに股間のスジを痛めてしまったのだ。

それ以来、痛み+恐怖であまり開けない。120度くらいが限度。

今年こそはこれを何とかしたかったのだ。

あと2ヶ月か。ちょっと難しいかな。

毎年、寒くなってくると思うのだ。

「あれもやっていない、これもやっていない、どれもやっていない...まってぇ~」

もう41歳。半分は過ぎた。少し焦りを感じる。

生徒にはいつも言うのだ。

「意識的に勉強すること。」

「今、自分が解いている問題は何がテーマで何を身につけるためのものなのか。」

なのに私自身は毎日があっと言う間に、無意識に近い状態で過ぎていく。

今日も一日終わった。

でも、あきらめないぞ。明日こそは。

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ひとりじゃないよ みんな空の下

空いた時間の全てをリスニング特訓に当てる。

それが私が勝手に決めた生徒たちとの約束だ。

(子どもたちと遊ぶ時間はお許しを)

このことはもちろん生徒たちは知らない。

今、知ってしまったか...

彼らがつらい受験勉強に向かっているのだから、

私も何か自分に課したかったのだ。

でもこれがかなり難しい。

というか、すまない。出来ていない。

移動の間にリスニングCDを流していると、

寝不足もあって(いいわけです)強烈な睡魔に襲われる。

たまらず音楽CDをかけて大声で歌う。

ん?いつも声がかれているのは授業のせいではなく、歌い過ぎか?

それはともかく、私は受験生に

 「目が覚めた瞬間にテキストを開き、眠る瞬間まで見続けろ!」

と言っている。

自分が受験生だった頃はあたりまえのことだったのだが、

この年ではなかなか難しい。

しかし公言したからには止められないな。

言わなきゃよかった。

みんな! 俺も頑張ってるぞ! みんなも負けるな!

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おかえりなさい

中3生の生徒さんの授業をしていたときのこと。

彼のぬるい勉強姿勢に突っ込みを入れていたときだったろうか、

お父様が帰宅されたご様子。

 「ただいま。」

それに応えるお母様。

 「おかえりー。」

ごく普通のやり取りなのだが、

お母様の「おかえりー。」が、なんだかとっても自然で優しい。

私は説教しながらも心の中で、

 “ああ、お父さんのことをとっても大切に思っておられるんだなぁ”

 “いいなぁ”

と思っていた。

しかし、それはなぜかどこかで感じたことのある感覚。

そうか。うちのカミさん、いつもこんな感じで私を迎えてくれていたんだな。

心を込めた「おかえり」は、玄関を開ける瞬間まで寄っていた眉間のしわを、

アメフトの選手のように盛り上がってパンパンに張っていた肩を、

奥歯がすり減るくらいくいしばっていたあごを、

一瞬で開放してくれる。

当たり前と思っていたら、ばちがあたるな。

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時間

私は自分の時間は自分のもの、という思いが強い。

しかし、ウチのカミさんはちがう。

平気で人のために自分の時間を差し出す。

10ヶ月の娘と、お兄ちゃんになったことで心が不安定になった息子の世話で

手いっぱいでヘトヘトなのに、私のことを気遣い心をくだいてくれる。

私は生徒たちのために自分の時間を差し出しているだろうか?

まだまだ足りないような気がする。

何だか偉くなってないか?

何だか傲慢になっていないか?

反省。

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あずましくないっしょ

「おばんでした~」

私が子どものころはよく耳にしたあいさつだ。

近頃、トンと聞かなくなった。

先日、久しぶりに近所のスーパーで年配の女性が口にしているのを聞いた。

これはもちろん北海道弁で「こんばんは」という意味だ。

でも、なぜ過去形なのだろう?

そういえば英語で丁寧さをかもし出すときによく過去形が使われる。

 「窓を開けていただけませんか?」 → Would you open the window?

英語の過去形は「過去」というよりも「距離をあける」というイメージだ。

話し相手を上に持上げて人間関係の“距離”をとれば敬語。

現在との時間的な“距離”と考えれば過去。

事実との“距離”と考えれば仮定法。

そうか。ということは、「おばんでしたー」は敬語表現なのだ。

そういえば、高校時代の体育の先生はやたらと過去形を使っていた。

「はい、座った。」「はい、立った。」「はい、伸ばした。」

そのたびに、

「まだ座ってない。」「まだ立ってない。」「まだ伸ばしてない。」

と、ツッこんでいたような気がする。

言葉って面白い。

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一病息災

木曜の夜から続いた病との闘いは、

先ほどようやく終結した。(と思う)

こんなに長く寝込んだのは10年ぶりくらいか。

社会人になって2日以上病欠したことはなかったのに。

生徒の皆さんには本当に迷惑をかけてしまった。

申し訳ありませんでした。

風邪から副鼻腔炎を併発し、発熱したとの診断。

以前も副鼻腔炎をやったが、そのときは痛みは激しかったが熱は出なかった。

しかし今回は風邪が引き金になっているせいか、熱が出た。

棒でコンコンされているような頭の痛み、目と鼻の重い痛み、

虫歯のような歯の痛みに加えて発熱から来るダルさと関節の痛み。

夜はほとんど眠れない。

そんな夜が3日続いた。

頓服(痛み止め+熱さまし)が効いている間だけはケロッとしている。

「こんな状態で休んでいたら、ずる休みみたいだな。」

なんて言っていると、薬が切れて熱と痛みが襲ってくる。

それもどうやら終わったようだ。

それとも薬が効いているだけかな?

明日は授業をしたい。

授業をしないと禁断症状が出始める。

はぁ。健康のありがたさは病気をしないと分からない。

私は愚か者。

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よいとし

9月8日で41才となった。

徐々に誕生日がうっとうしくなるのだが、

誕生日のたびに妻と子どもが祝ってくれるので、

それはそれでやっぱり嬉しい。

今年は初めて、息子から手紙をもらった。

たどたどしい字で

 「41さいのおたんじょうびおめでとう」

というメッセージと、家族4人の似顔絵が書かれていた。

私の場合、夜が遅いので、誕生日パーティーはいつも朝食時。

起きぬけのケーキは少々きついのだが、

妻と息子が一生懸命作ってくれたのだから美味しく頂く。

なんだか今年はやけに心に響いてしまって、まいった。

かみさんも、息子も、娘も。

こんなに私を大切にしてくれているのに、

私はそれに応えられていない。

ごめん、みんな。

いつも疲れていて、体調悪くて、不機嫌で、仕事のことばかりで。

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ドライだけどスイート

キャンセルがあり、今日は早く帰れることになった。

いつものように、

 「帰ります」

と妻にメールすると、

 「お疲れ様でした!今日は焼き肉&ドライです。」

と返信があった。

何というか、ありがたいというか、さすがだなという気持ちだった。

実は昨晩、

 「ああ、ビヤガーデン行きたいな。暑い日はビールが美味しいだろうな。」

とぼやいたのだ。

私は仕事柄、飲みに行くことが難しい。

時間的に無理だし、同僚もいない。

外で飲まなくなって何年たつだろう?

家に着くと息子が出迎えてくれて、

 「パパ、ビール飲む? はい。」

とビールを持ってきてくれた。

着替えている最中だったが、“ありがとう”とお礼を言って受け取り

一気にあおった。

美味かった。実に美味かった。

その後、焼肉を食べ、さらにビールを飲み、

娘が一日不機嫌だったせいでどこにも連れて行ってもらえなかった息子を

夜の散歩に連れ出し、家の前で花火をし、布団を引いて絵本を読み、

眠ってしまった奴を布団に運んだ。

そして今これを書いている。

明日の授業も頑張れそうだ。

もう一本、抜こうかな...みんなありがとう。

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夢は夢

先日生徒に質問された。

 「今一番やりたいことは?」

皆さんならどう答えるだろうか?

私は即答した。

 「大学で心行くまで学びたい!」

物理学もいいな、教育学もいいな、民俗学もいいな、運動生理学もいいなぁ...

考えただけでワクワクする。

一日中研究室や図書館に閉じこもっていたいなぁ。

仕事をリタイアしたら大学を受験しようと思う。

頭と体が元気なら...

そして可能なら、その後でまた今の仕事に戻りたい。

それは無理かな。年齢的に。

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オッサンが聞いたら変かな...

最近買ったり借りたりしたCDを改めて見てみると、

全てが女性ソロアーティスト。

何か意味があるのだろうか?

今の自分の心が要求しているのだろうか?

ちなみにそのCDは、

 「UZU-MAKI」 KOTOKO

  「LAVE LETTER」 大塚愛

 「Path of Independence」 平原綾香

KOTOKOは毎週土曜日の移動中(18:00ごろ)の車中、

FM Air-Gから流れてくる声にすっかり魅了された。

大塚愛はテレビのCMで使われている「愛」が忘れられなかった。

そして平原綾香は、倉本聰 脚本のドラマ「風のガーデン」の主題歌

「ノクターン」がずっと気になっていて昨日ようやくCDを購入。

これまでの私の路線ではないし正直すべての曲がいいとは思わないのだが...

しばらくは聞き続けることになるだろう。

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お風呂はぬるいほうが体にはいい。でも...

先日の朝日新聞に作家 天埜裕文さんの記事が載っていた。

彼は携帯電話に打ち込むというスタイルで小説を書き上げる。

小学2年のときから不登校を繰り返し、通信制高校、美容専門学校、

と進むが、馴染めず退学。

その後、友人と音楽活動を目指すも人と一緒に活動するのが嫌でやめてしまう。

一人で出来ることを模索するうちにたどり着いたのが小説。

 「もう小説しか自分には残されてはいなかった」

そして昨年、すばる文学賞を受賞。

 「助かったと思った。もうほかに何もできる気がしなかったので」

キリキリと歯軋りの音が聞こえてきそうな、そんな必死な戦い。

自分を捨てず、諦めず、見切らなかったからこそ手にした自分の居場所。

私はまだまだぬるいな。

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There is no accounting for tastes.

私の大好きな齋藤 孝さんの考案された

「偏愛マップ」をご存知だろうか?

私は初対面の生徒さんに時々やってもらうことがある。

私が作ったものはこんな感じ。

Photo_2

お互いに書いたものを交換し、質問し合うというもの。

これが結構盛り上がる。

私への質問で一番多いのが「好きな場所」の項目。

私はここに”真夏の映画館・真冬のコタツ”と書く。

真冬のコタツの方は「なるほど」という感じなのだろうが、

真夏の映画館の方にシンパシーを感じる生徒はこれまで誰もいなかった。

だから「なんで?」となる。

元来、映画が大好きな私は劇場で映画を見ることだけでも十分幸せなのだが、

そこに”真夏の”とつくと最上級の幸せとなる。

「真夏の眩しい日差し・額を流れる汗・アスファルトのにおい」と

「暗闇・ヒヤッとするほど効いた冷房・ポップコーンのにおい」との

コントラストがいい。

いとしいデニーロやメル・ギブソンの作品を楽しんだ後、

周りがさっさと立ち上がる中、エンドロールを最後の最後まで見ながら

「さて、映画館を出たらどこへ行こうか? 」

と考えるのもいい。

外に出たらカーッと照りつける太陽に手をかざしながら

次の目的地に向かって歩き出すのもまた最高にいい。

分かっていただけるだろうか?

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バランスボールはアンバランスボール

只今中年街道驀進中。(漢文か?)

去るものは追わず、と思っていたが

徐々に心細くなってきた長い友だちのはずの髪。

家系的に太らない体質のはずだったが、

この数ヶ月、徐々にたるみ出したおなか。

前者は無駄な足掻きとあきらめることにして、

後者は何とかなりそうだ。

先日、太極拳の練習用にと購入したバランスボール。

目標は、この上で站椿功が出来るようになること。

站椿功とは一言で言えば、ただ立ち尽くす練習のこと。

立ち尽くすといっても、太極拳の様々な要求を満たさなければならないので、

実は最も難しい練習なのだ。

いっぺんに立つところまでは行かないので、

まずは足を床に付けることなくボールの上に座り続ける練習。

それが30分くらい平気でいられるようになったら膝立ち。

そして最後に立ち上がる。

これが自分で決めたメニューだ。

今はまだ、膝立ちで数十秒耐えられる程度。

ところが4日目にして体に思わぬ変化が現れはじめた。

胴回りが引き締まってきたのだ。

「おや?」

これはいい!

一石二鳥ではないか!

直径75cmの大きなボールは非常に場所をとり邪魔なのだが、

しばらく続けようと思っている。

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高野豆腐はスポンジでしょ?

年とともに明らかに味覚が変わってきている。

一番驚いたのは高野豆腐を美味いと感じたときだった。

基本的に好き嫌いは無いが、好んでは食べていなかった高野豆腐。

それが最近みょうに「うまい!」と感じる。

子どものころから香りや刺激の強いものが好きだった。

中学時代、私が作ったカレーを自称「激辛好き」の友人が一口でギブアップ。

パセリは(許されるなら)ボールに一杯は食べてしまう。

セロリデビューは幼稚園の年長さん。一本まるごと平らげた。

春菊のお浸しは、「全部食べないでね。」と妻にいつもクギを刺される。

納豆には黄色く染まるくらいカラシを入れる。

その私が高野豆腐?

人の体は面白い。

きっと必要なときに必要なものを体が要求するのだろうな。

それはおそらく食べ物だけじゃないだろう...

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血が騒ぐ

今年は自由が丘学園で物理と化学を担当させていただくことになった。

その最初の授業で、私が物理を志したきっかけを話した。

 「みんな太陽までの距離を知っている?」

 「約1億5千万km。これは光の速さで約8分かかる距離。つまり今見ている太陽は8分前の太陽だね。」

 「じゃ、北極星までの距離は?」

 「約430光年。光の速さで430年かかる距離。つまり今見ている北極星の光は430年前の光。430年前と言えば1579年。信長が安土城を完成した年だ。そのころに光った光を見ていることになる。」

 「アンドロメダ銀河というのを聞いたことがあるかな? そこまでの距離はなんと約230万光年。光の速さで230万年かかる距離。230万年前といえば旧石器時代だ。だから今見てるアンドロメダ銀河は、私たちの先祖がマンモスを食べているころに光った光だ。」

 「タイムマシンなんか無くたって、夜空を見上げれば過去の映像を見ることができるんだ。なんだか不思議な気持ちにならないかい? わくわくしないかい? その気持ちが私を物理に向かわせたんだ。」

生徒たちは目をキラキラさせながら私の話を聞いてくれていた。

 「でも、“楽しいねぇ”、“面白いねぇ”ではサイエンスにならない。」

 「そこに“なぜ?”の感覚がなければならないのだ。」

授業はその後も続いた。

予備校での物理とは少し違う。

私が求めていた授業の場を与えてもらった気分だ。

さて、この後の展開をどうしたものか...

知識を羅列するようなつまらない授業にだけはするまい。

楽しみと緊張と責任。

刺激的な一年になりそうだ。

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私も辛抱強くなりました...でもないか。

ある方との会話の中で、

「気候のせいでしょうか、喘息の息子がヒューヒュー、ゼーゼーと苦しそうです。」

と私が話したところ、

「ヒューupヒューup

と茶化した。

怒りで頭に血が上ったが、何とか自制。

立派な立場の方で、子どもたちからの信頼も厚い。

私は心の中で、

(子どもを持ったことがない人だから、分からないんだろうな...)

つまらないことなのだろうが、いまだに怒りが収まらない。

息子は昨日も夜中にコンコンやっていた。

新年度、笑顔でその方と仕事ができるだろうか...。

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身の毛もよだつ光景

先日、妻が前職場の集まりで娘を連れて出かけた。

残った男チームは息子のリクエストで久しぶりに花ゆずきに行った。

いやー楽しかった。

風呂からあがりザルそばを食べていると大画面のTVで野球をやっていた。

日本 vs 韓国戦、3度目の対戦だ。

まるで家族でテレビを見ているかのように、

その場いた皆で手を叩きながら観戦していた。

そのときだ。

身の毛もよだつ光景を目にしたのは。

私たちの座っている隣のテーブルに母親と小学5年くらいの男の子の

ふた家族が食事をしていた。お友達同士なのだろう。

その二人の男の子が、黙々とDSをしているのだ。

お湯でほぐれた体、おいしいそばを食べて膨れたお腹、

ヒザの上にノッかった息子の体温、そしてみんなで盛り上がるWBC観戦。

そんな中で半開きにした口を歪めながら黙々とDSに興じる二人の小学生。

最近ではすっかり見慣れたとはいえ、それはとても恐ろしい光景だった。

私はすぐに目を逸らした。悲しくてとても見てはいられなかったのだ。

大学生時代のほんの一時期だがゲームにハマッたことのある私だ。

ほぼ1週間、食事とトイレ以外の時間、ゲームをやり続けたこともある私だ。

ゲームの面白さは知っている。

でも。でもね。

お友達と、お友達の家族と一緒にお風呂に入りに来てまでゲームかい。

お話ししようよ。じゃれ合おうよ。ケンカしようよ。

時の流れは一方通行。人は後戻りはできない。

一度手に入れた快楽は決して手放せないのが人間だ。

さて。私はこれからどうすればいいのだろう。

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ポプラ工房5周年

昨日3月10日でポプラ工房は5周年を迎えました。

毎年この日に思うのは、時の流れの早さと、

今こうして居場所を与えられていることへのありがたさです。

私がここにこうしていられるのは、

こんな私でも必要としてくださる方がいて下さるから。

私は弱い人間です。煩悩の塊です。

“不惑”なんてとんでもない!

“ふわふわ、わくわく”ですね。

それでも社会に出てから一貫して教育という仕事をやらせていただいています。

そのことが自分でも信じられませんが...

HPのプロフィールに

 一路白頭ニ到ル

を座右にしていると、生意気にも書いてあります。

以前も書いたかと思いますが、

これは遠軽にある北海道家庭学校の創設者 留岡幸助の言葉です。

やはり生意気。笑止千万。

どちらかというと私には、

 一路禿頭ニ到ル

が似つかわしい。(いや、シャレになってないな...最近かなりキテるし。)

私は学校を創るのが夢ですが、

そこまで到らなくても、「子ども支援塾」のような場所を創りたい。

またそんな場所を創るのに相応しい、度量の大きな人間になりたい。

まだまだ絵に描いた餅だな。

それはさて置き。

みなさま。今後ともポプラ工房をよろしくお願いいたします。

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子の心と親の心

先日のこと。
夜中にメール着信。

「先生は心が不安なとき、どうしますか?」

付き合いの長いこの生徒さんは時々このような難問をぶつけてくる。
しばらく考えてから答えを送った。
すると、

「ありがとうございます。お母さんがさっき救急車で運ばれました。」

おいおい!それを先に言ってくれよ!
お父さんが付き添い、彼は一人で家に残されたらしい。
そりゃーさぞかし不安で心細いだろう。

「とにかく、耐えられなくなったら電話かけな。何時でもいいから。」

と返信すると、

「明日は学校があるから寝ます。」

と返してきた。
しかし、10分もしないうちに携帯が鳴った。
それから30分くらい話しただろうか。
いつもの調子が少し戻ってきた彼は、

「落ち着いてきた。」

といって電話を切った。
車で家まで行ってやればよかったかな?
でも缶ビール飲んじゃったしな。
結果的にお母様は大事無く、翌日には退院されたようだ。

一昨日のこと。
乳幼児性の湿疹だとばかり思っていた娘の顔が余りにひどい状態に。
その前日に小児科で診てもらったときもよくあることで大したことではない
との診断を受けていた。しかし、それにしてもひどい。
そこで、妻が知人から聞いていたアレルギー専門の小児科へ行くことに。
やはりアトピーだったようだ。
母乳で育てている妻は、卵と牛乳を医者に止められた。
それ以外にも気をつけなければならないことがたくさんあるようだ。

顔の下半分に薬をぬり、布を貼り、
それが落ちないように頭からネットを被せられている娘の姿も、
「食べるものにもっと気を配っていれば」と自分を責めている妻の姿も、
痛々しい。

子どもが親を思う気持ちと親が子どもを思う気持ち。
どちらも切なく暖かい。

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憧れ

「勉強は嫌なもの、面白くないもの。でもそれを楽しく教えます...。」

家庭教師さんや塾さんのHPを覗くとよく書いてあるフレーズ。
ひねくれ者の私は、

「そうか。この人、勉強は面白くないものと思っているんだなぁー。」

「面白くないと思っているものを生徒に教えているんだなぁー。」

なんて思ってしまう。
私なら絶対に言わないセリフ。
だって勉強が面白くないなんてありえないでしょ。

以前にも書いたけど、じゃあ何だってその面白くもない勉強を
大の大人が何百年もやり続けているんだろう?
何百年も物理や化学を研究し続けているんだろう?
そんなの面白いからに決まってる。

じゃあ生徒たちは何で面白く感じないのか。
それは大人のせいでしょ。
教えている私たちのせいでしょ。
まことにもって申し訳ない。

でも「面白くない、面白くない」というけど、
本当にそうか?
面白いと思った瞬間はないかい?
「ふっしぎー! おもしろい!」なんて感じたことはないかい?
全然ない?ほんとに?

私は授業中、「あっ、食いついたな。」と感じた瞬間、
関連の話題を提供する。(もちろん教科書内容もしっかりと!)

この前、中2の理科で化学変化のあたりをやっていたときには
盛り上がって盛り上がって(私が勝手に?)素粒子の話までいってしまった。
浪人生と英語長文を読んでいると現代思想などが時々題材になる。
そんなときは盛り上がって盛り上がって...

「なんだかよくわからないけど、面白いんだろうなぁ。こんなに言うんだから。」
そんな始まり方でいいのではないだろうか。
それがなければ勉強はただの苦行だ。
先人たちの血と汗と涙の結晶をただの苦行にしてしまうのは失礼だろう。

どうせ学ぶなら「これは面白い!」と思っている人から学びたいではないか。
私ならそんな人に憧れる。
私もそんなふうに教えたい!

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ボールペン字の練習帳

ここにきて急に昔からの悪筆を直してみようと思い立ち、
「書き込み式 ボールペン字の練習帳」なる教材で字の練習中を開始しました。
即効性はありませんが、徐々に字が変わってきているのが実感できます。
(あくまで主観です。周りからはまだ何も言われません...)

しかし、この練習、字がうまくなるだけではないのです。
実のところ私は最近発見したもう一つの効果を得たくて
練習を続けているのです。

それは、「心のやすらぎ」です。
この練習中、私は非常に高いレベルで集中しており、雑念がありません。
そのため書き取りが1ページ終わるころには頭がすっきり。
気持ちも穏やかになっています。
ただ、あまり長い時間練習するのは禁物です。
逆に目の疲労や肩こりの原因になってしまいます。

仕事前、就寝前などにやると効果抜群。
これは生徒たちにも勧めてみようかな。

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結婚10周年

今日は午前中の授業がお休みで、
いろいろ先延ばしにしていた仕事をしています。

実は今日、私たち夫婦の10回目の結婚記念日。
もう10年も経っていたのです。
びっくりです。

10年経ち、2人が3人に、3人が4人になりました。
いまではすっかり子ども中心の生活ですが、
長男が生まれる前は2人でよく出かけていました。
土曜日は毎週飲みに。
当時は岩見沢に住んでいましたので飲みに行くといっても場所は限られています。
いつもお決まりの居酒屋、そしてカラオケです。
翌日の日曜日は近所の西友に行ったり、公園に散歩に行ったり。
楽しかったな。

2人には2人の楽しみ方。
3人には3人の楽しみ方。
そして4人には4人の楽しみ方。
決して裕福ではありませんが、
掛替えのない家族と共にとても楽しい毎日を送っています。

実はネクラの私が明るく過ごせてきたのも、
楽天的で前向きで常にポジティブな妻のおかげ。
結婚から10年。
妻から与えてもらったものは数知れず。
とても返せそうにありません。
せめて毎日のありがとうを欠かさないように。

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新年の抱負...それが問題

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

毎年1年の抱負を一覧にして
手帳の一ページ目に張るのですが、
今年はまだやっていません。
迷っていることがあるからです。
6:4で気持ちが固まっているのですが、
なかなか「よしやるぞ」というところまで
水位が上がりません。

「やれるかどうかではなく、やると決めるかどうかです。」

以前、ある方からそう言われたことがあります。
しかし20代、30代のころのように「失敗を恐れず」なんて
言える年齢ではなくなってしまいました。

タイムリミットが近づいています。

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銀河鉄道999

自分の作った作品をだまってまねされる、
あるいは「まねされたかもしれない」と思うことは、
あまり気分がよくないのだろう。
気分がよくないだけではなく、それは法にも触れる。
だから世間では著作に関する訴訟がよく起こる。
最近の松本vs槙原もその例だ。
どちらの作品も大好きなので、
金銭を絡めての争いは、見ていてちょっと残念。
できれば報道して欲しくない。
子どもの夢も壊す。

でも。
マネされるということは、その作品が良いものだという証だろう。

そういう意味で、私のHPもきっと良いに違いない。
なぁーんて...

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おまんじゅうが2つ

先ほど帰宅してみると、
疲れ果てて眠る妻の横に、
おまんじゅうが2つ。
おっきいのと、ちっさいのが。

妻は幼稚園を退職し、
24時間体制で育児。
本当によく頑張ってくれている。

息子はこれまで独り占めしていた
ママとパパをすっかり妹に取られてしまった。
小さいからだで、本当に頑張っている。
立派な男の子だ。

娘は毎日毎日、それこそ瞬く間に成長している。
体ももちろん、きっと頭の中は宇宙創成、ビッグ・バン状態だろう。
生命って、やっぱりすごいな。

あとは私か...
頑張っているとは言い難いな。
もっともっとやれるはず。
頑張らなければ。

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今夜は点呼しようかな。「番号!」「1!」「2!」「3!」「4!」

今日、家族が帰ってくる。
妻の体調を考えると若干の心配もあるが、
長男と妻の「帰りたい」という気持ちがあまりにも強かったのだ。

昨夜帰宅してからスラム化した我が家を復興しようと奮闘している。
家は洗濯物だらけ。
洗った食器は置き場所がない。
今朝も昨日の続きをしているが、間に合いそうもない。
11時には妻の実家に行き、息子を拾って水道記念館に連れて行く約束。
18時からすっかりお世話になった義父母とお食事。
帰宅は20時ごろかな?

そうそう後部座席にチャイルドシートを設置しなければ。
忙しいが、ハイテンション。
落ち着いていられない。

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打たれ弱い私

私は外で自分の妻のことを悪く言う人間を軽蔑している。
だから自分は妻に対する気持ちも妻の私に対する気持ちも
ありのままに話をする。
「どう?私たちはこんなにいい夫婦なのよ。」
なんてアピールする気持ちはさらさらない。
ましてや、いい年をして純粋さをアピールするつもりもない。

しかし今日はそのことを鼻で笑われてしまった。
結構傷ついた。

夫婦は長く一緒に居ると互いを疎ましく思わなければならないのだろうか?

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早くみんなと暮らしたい!

火曜日に妻が退院。
おかげさまで母子共に元気です。
たくさんの方々に祝福され、
私たちはとても幸せです。
ありがとうございます。

私を除く家族3人(妻、息子、娘)は妻の実家へ。
彼女の体力が戻るまではお世話になります。

私は一人暮らし。
朝早く夜遅い仕事。
家事全般がおろそかになっています。
現在、我が家はスラム化が進行中。
ゴミ、洗い物、洗濯物が散乱。
食事もバナナ、みかん、栄養ドリンク、乾麺などで済ましています。

こんな不摂生な生活に加え先週の疲れが抜けないため
(抜けるのは毛ばかり!)またまた体調を崩し発熱。
これでは社会不適応者ではないか!

明日は私にとって最難関の授業がある日。
それが終われば家事をする余裕もできるはず!

...早くみんなと一緒に暮らしたい。

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年かな。体力も落ちたし...

やっと気づいた。
どうして最近授業が長く感じられるのか。

どうすれば上手くいくか、
どうすれば生徒たちは引かないか、
どうすれば時間内にたくさんの問題をこなせるか。
近頃そんなことばかり考えて授業をしている。

少し前はもう少し暑苦しかったなぁ。
授業は下手くそでも、もっと生徒たちと関わろうとしていた。
いまは少しだけ授業技術が向上したけれど、
その代わり失ったものがある。

家庭教師・予備校講師としてはそれでいいのかな。
でもそれは私のやり方ではない。

最近生徒と一緒に泣いてないなぁ。
昔はしょっちゅう泣いてたな。
暑苦しくて、うっとうしかったな。
若かったな。

年かな。

でも、それでは卒業生たちに会わせる顔がない。

生徒たちと一緒に授業ができるだけで幸せになれる。
いつもそんな気持ちで授業をさせていただいていたはず。
もう一度その気持ちを思い出そう。

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人生、残り半分となりました

子どもの頃から科学者になるのが夢でした。
夢実現に向け、順調に一歩一歩進んでいました。
しかし、それを途中で捨ててまで追いかけたくなった新たな夢に出会いました。
24歳のことです。
でもなかなか実現できず、最近ではすっかりあきらめていました。
あきらめるどころか忘れてしまいそうでした。

人生残り半分となった今、
もう一度追いかけてみようかと思い始めています。

まずは12月、兵庫に行ってきます。
そしてデモクラティック・スクール「まっくろくろすけ」を見学してきます。
そこで何かに出会えることを期待して。
(興味のある方は読んでみてください⇒「自分を生きる学校」

もしかすると、またしぼんでしまうかもしれません。
こらえ性のない、ヘタレの私ですから。

だからとにかく動き出してしまおうと思っています。
こうしてここで公表すれば後戻りが出来ないし。

私の夢は学校を創ることです。

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トラックバックとは?

ブログを書いているくせに、トラックバックのなんたるかを知りません。
「パコと不思議な絵本」の記事にトラックバック、
しかも予告動画をつけていただきました。
みなさん見てください。

しかしながら、どんな対応をしてよいものか分かりません。
これまでもトラックバックしていただいた記事がいくつかありますが、
そのままにしていました。

詳しい方、教えてください。

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とうとう40歳

来週の月曜日でいよいよ40歳です。
それほど深い感慨はありません。
でも、私にとって30代は非常につらい年代でしたから
“よし!40代こそ!”という気持ちはあります。

チャランポランでいい加減な私が今日まで生きてこられたのも、
私を支えてくださった方々のおかげです。
どういうワケか、私はとても人に恵まれています。

時々、そのありがたみを忘れます。ごめんなさい。

みなさん。ありがとうございます。
みなさんと出会えて、本当によかった。

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夏が終わりますね

今日で夏期講習が終わりました。
受講して下さった皆様、本当にありがとうございました。

毎年のことですが、お盆が過ぎ、夏期講習が終わる頃になると
急に涼しくなってしまいますね。
北海道の夏は短いです。

今年も海に行けませんでしたが、
仕事の合間を縫って息子といろいろな所に行きました。
公園、青少年科学館、水道記念館、崖の上のポニョ、プール、
夜の動物園、お墓参り、滝野すずらん丘陵公園...

授業もたくさんさせていただきましたが、
息子との夏の思い出もたくさん出来ました。
楽しい夏でした。

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ポニョを観て

先日、封切3日目に「崖の上のポニョ」を観に行きました。
登場人物の表情がとても丁寧に描かれていました。
宮崎駿監督の魂が込められた作品だったと思います。
家族3人それぞれの胸にそれぞれの感動を与えてくれました。

その数日後にNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に宮崎駿監督が
出演しているのを見ました。
そこには「自分の存在意義」を求めて苦悩する人間・宮崎駿が映っていました。

「人を楽しませることで、やっと自分の存在が許される」

人は人に必要とされてようやく存在できる、
存在している実感を得られるのかもしれませんね。

私は教育という仕事を続けたい、と思っています。
そして新たに一歩踏み出したいなぁ、と思っています。
やりたいことで人に必要とされれば、こんなに幸せなことはないでしょうね。

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やせ我慢

札幌は連日暑い日が続いていますね。
本州育ちの道産子の私。
北海道の暑さくらいで夏バテはしませんが、
汗かきの私は暑いのが嫌いです。

「チーム・マイナス6%」のチーム員の私は、
ガソリンが高騰していることもあり、
カーエアコンをできるだけ使わないように心がけています。
(同乗者がいるときは別です)
しかし元々エアコン大好きな私です。
最近の暑さに耐えられなくなってきています。
30℃を超える日は使おうかな...

フリースクールで環境化学を教えるようになって
(と言っても最近は『環境化学こじつけ物理』を教えてますが)
“少しだけ”環境を意識するようになりました。
電気や水のムダ使いをしないように“少しだけ”心がけています。

さて、明日は卒業生とビールを飲む約束をしています。
昼は移動の車中でさわかなか汗を流し、夜はおいしいビールを飲むとしましょう。

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あるべきこと

自分の中に抱える矛盾に苦しんで生きているのは
誰でも同じなのだろう。

やりたいこと、やるべきこと。
知りたいこと、知るべきこと。
見たいこと、見るべきこと。
聞きたいこと、聞くべきこと。
伝えたいこと、伝えるべきこと。

「~たいこと」と「~べきこと」は相反することが多い。

「~べきこと」をしない大人たちが多い世の中(無論、私も含めて)。
それを見ている子どもに「~べきことを」を伝える私。
説得力のカケラもない。

どうか君たちは...
なんて言うのは虫が良すぎるだろうか?

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サミットですね。

洞爺湖サミットが始まりましたね。
深刻な状況にある地球環境の問題解決に向けて
実りある議論をしていただきたいと思います。

それにしても各国首脳とファーストレディーを迎えるために、
移動・宿泊・食事などなど、なぜあんなにお金をつかうのでしょうか?
お金を消費 ⇒ エネルギーを消費 ⇒ 二酸化炭素を多量に放出。
環境問題を話し合うために集まるはずなのに...
それに貧困層の食糧問題も議題でしょうに、
あの贅を尽くしたランチとディナーは...

これって貧困層に属するものの嫉妬なのかな?
食事は毎日カミさんのおいしい料理を食べているけど、
あのウィンザーホテルはうらやましいかも...
ああ、やっぱり嫉妬か。お恥ずかしい。

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踏み台昇降

最近、私は踏み台昇降にハマッています。
息子のためにおじいちゃんが作ってくれた踏み台を
夜な夜なこっそりつかわせてもらっています。

この半年、週1回程度しか太極拳の練習時間をとれずにいたら
みるみるお腹が成長し始め、今ではつまめるほどに。
これではいずれ世に言うメタボ予備軍の仲間入り。
そこで始めたのが踏み台昇降。
始める前はバカにしていましたが、これがかなりキツイ。
私は約1時間ほどやっていますが、汗がボタボタ落ちるほどの運動量です。

ただ、失敗したことがあります。
それは運動後1時間は入浴してはいけないということです。
なぜなら脂肪を燃焼させる酵素リパーゼは風呂に入ると働かなくなるとか。
知らない私はボタボタ垂れた汗を流すべく、運動後は速攻でシャワーを浴びに
浴室へ直行していました。せっかく2週間続けたのに。下手こいた!

明日から出直しです。

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発生と身体のレッスン 鴻上尚史

私は声の出し方が下手です。その上、のどが弱い。
予備校の講義が続くとすぐに声がかれてしまいます。

体調・感情に関係なくどんな状況でもとにかくテンションを上げなければ
授業ができません。
調子の悪いときなどはテンションを上げるために声を張ってしまいます。
そんなときは授業の最後まで声がもちません。

1年くらい前に買って、数ページ読んで放置していた
「発生と身体のレッスン 鴻上尚史」を読み始めました。
この本を購入した動機は自分のためではなく、
体の固まった生徒たちをほぐしたかったからです。
しかし、固まっているのは私の方のようです。
いったいこれまで身体論の何を学んできたのか。

ひと月後。かれない声を手に入れます。

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どこまで続くか分かりませんが、よろしく!

久々の更新です。
更新・内容ともにいい加減な私のブログは、
数少ないコアなファンに支えられています。
皆様ありがとうございます。

家庭教師をしている人間のブログなのだから、
もっと教育論を打てばいいのでしょうが、私にはできません。
それは他の方々にお任せします。
私は基本的に親ばか系のブログ道を突き進みます!
(だから教育関係の人とはブログで交流できないんだろうな...)

これまで読んでくださった皆様。
これからもお付き合い下さい。
よろしくお願いいたします。

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雨の日と月曜日

う~ん。生活の改善が必要です。
体調も戻らなければ、仕事も回らない状況です。

落ち着かない天気が続きますね。
今日も雨なのでしょうか?
カーペンターズが「雨の日と月曜日はいつも私を憂鬱にさせる」と
歌っていますが、実は私、雨の日がそれほど嫌いじゃありません。
そういえば学生のころ、雨の日だと少し嬉しかったことを思い出します。
朝、かさを差しながらバス停からぞろぞろと学校へ向かう生徒たち。
雨に濡れた芝生のにおい。
少し薄暗い教室。
いつもと違ったその様子になんとなく嬉しくなったものです。

大人になったいまは少しうっとうしく感じる部分もありますが、
それでもあの頃の感覚はまだ残っています。

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元気が一番

先週末は体調が最悪。ギリギリのところで乗り切ったという感じです。
授業をするだけで精一杯でした。
(生徒には誰にも気付かれていないはずですが...)
体力をもっともっと増強しなければならないようです。

昨日は水道記念館のイベントに行くはずでしたが、
あまりの車の混みように急遽行き先を変更して、
滝野すずらん丘陵公園に行ってきました。
いつも風が強く肌寒い思いをするのですが、
昨日は暖かくて汗ばむほどでした。(風は相変わらずでしたが。)

朝は妻の気遣いで寝坊させてもらいましたが、
起きた時は体調不良と疲労でかなり不機嫌だったと思います。
悪いことをしました。
でも滝野で息子と遊んでいるうちにどんどん元気になっていきました。
その変化が自分でもはっきり分かるほど。
子どもにエネルギーをもらいました。

今週は時間管理・体調管理をしっかりして、
最後まで元気に乗り切りたいと思います。

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子ザリちゃん誕生

とうとう生まれました。
ミステリークレイフィッシュの子ザリちゃんたち。
さぁどうする?

里子に出すにしても「自然に放たない」と
しっかりお約束した上でなければ、
気軽にお譲りできないですね。

彼らの生態をご理解していただいた上で、

再び 里親さん募集中です!

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人工物も自然の一部?

予備校の同僚と地球環境の話しをしているときのこと。
その同僚が、

「人間だって自然の一部。だったらその自然の一部である人間が作った物も『自然』といっていいのではないか?」

と言うのです。
これは私も過去に考えたことがある内容です。
学生時代にレポートとして書いたことがあります。

私自身、実際にそう思っているわけではありません。
人間は自然のサイクルからはみ出してしまった存在なのでしょうから、
それを自然と呼ぶのは自然だと思っています。

しかし、その「はみ出してしまった」ということ自体も自然のシナリオなのか?
難しいところです。

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ミステリークレイフィッシュ

確たる根拠もなく我が家のザリちゃんはニホンザリガニだと信じていた私。
...ちがってました。crying

我が家のザリちゃんたち。
名をミステリークレイフィッシュというそうです。
今日、生徒さんのお母様に教えていただきました。
このザリちゃんは単為生殖をするそうで、
交尾することなしに一匹で卵を産むようです。
つまり、かなり繁殖力が強いということですね。
どうりで...think

いま我が家のザリちゃんは二匹が抱卵しています。
おそらく、あと1,2週で子ザリちゃんがワンサカ生まれることでしょう

paper 里親さん募集中です。

私は知りませんでしたが、かなり人に慣れるそうです。
手から直接エサを食べるとか。
明日試してみようかな。

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何回やっても緊張する

教える仕事を始めて10年以上経ちます。
しかし、今でも初回の授業は非常に緊張します。
手は震え喉はカラカラ。妙にハイテンション。
(まぁ、いつもハイテンションなんですが...)

今日、フリースクールで第1回目の授業がありました。
初めての場所、初めての科目「地球環境化学」、初めての生徒。
初めて尽くしで緊張も3倍どころか3乗です。

素人じゃあるまいし。
そう自分でも思うのですが、何度経験してもダメです。
どんなに準備をしても、シュミレーションを繰り返してもダメなものはダメ。
やっぱり緊張しまくりです。

仕方ありません。
最近ではあきらめて大いに緊張することにしています。

ああ、もっと落ち着いた大人になりたかった...。

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雨のリゾート

日・月と休暇を取らせていただきルスツへ行きました。
天気は予報どおり雨。しかも気温は10度以下。
雨対策・防寒対策は万全でしたが、やはり寒かったです。

何度か屋内施設で暖を取りながら、雨天+風の中でも動いて
かつ私たちが乗れるアトラクションを楽しみました。
最悪の天気ではありましたがとても楽しい時間を過ごさせていただきました。

両日とも途中から少し太陽が顔を出す時間がありました。
寒かったからこそわかる日差しの暖かさ。
忙しくしているからこそわかる家族と過ごす時間のありがたさ。
実感です。

でも日差しの暖かさも雨の冷たさも、もとはどちらも太陽の力。
複雑です。

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人前で字を書くこと

私は書類に氏名や住所を書くことが苦手です。
例えば何かの契約をするとき、あるいはカードでものを買ったときなどは
店員さんを前にして下手くそな字を書かねばなりません。
そんなとき、それでなくても汚い字は力みすぎでガタガタ、
書類は手汗でボコボコ、額から汗がタラタラ、頭はテカテカ...。
そんな焦りからか、ときどき住所を間違えたりします。

毎日生徒の前で黒板やノートに字を書いているのに。
意識過剰ですね。

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リオの伝説のスピーチ

先日お話ししたリオの伝説のスピーチです。

http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg

1992年にリオ・デ・ジャネイロで環境と開発に関する国連会議(環境サミット)が
開かれました。
会議の最終日、特別に許可された12歳のカナダの少女セヴァン・スズキが
並み居る世界の指導者たちを前にして行ったスピーチです。
原文ならびに邦訳はこちらです。

http://www.sloth.gr.jp/relation/kaiin/severn_riospeach.html

ぜひ、聞いてみてください。
そして感想を聞かせてください。
私は圧倒されました。これが本当に12歳の少女のスピーチなのかと。
そして大変感動しました。

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新しいことを始めると...

先日も書きましたが、ただいま「地球環境化学」の勉強中です。
新しいことを始めると苦労も多いですがそれ以上に得ることがたくさんあります。

始めて1週間。
すでに2つの出会いがありました。
一つはこのブログのテンプレートにも使わせていただいてますが
チーム・マイナス6%との出会い。
もう一つはリオの伝説のスピーチと呼ばれるスピーチです。
こちらは明日、動画をリンクしようと思います。

これまで環境についてなんとなく知ってはいても、
真剣に考えることはありませんでした。
良い機会に恵まれました。

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うちの子たちは、かわいい。

昨日は今年度非常勤講師をやらせていただくことになった
フリースクール札幌自由が丘学園の入学式でした。

式の前に講師の顔合わせがありました。
そこで理事長がおっしゃってました。

「みなさんフリースクールの生徒たちというと、
何か特別な子どもの集まりとお考えかもしれませんが、
そんなことはありません。
うちの子たちは真っ直ぐに感情をぶつけてくる素直でかわいい子たちです。」

理事長だけではありません。
スタッフのみなさんが口々におっしゃっていました。
「うちの子たちは、かわいい」と。
それは対外的、社交的なものではありません。
みなさん本当に、心からそう思っておられるようです。
自分を心から大切に思ってくれる大人たちが周りにいる。
それは子どもたちにとって何よりも必要な環境だと思います。
本当に素敵なスタッフの方々です。
皆さんと共に現場に立てることをとても嬉しく思います。

自由が丘のみなさんから学んだことを
ポプラ工房の、私の生徒たちに還元していきたいと思います。

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地球環境化学

数週間前のこと。
以前ボランティアをやらせていただいたことのあるフリースクールより依頼があり、
理科の授業を2コマお引き受けすることになりました。

ひとつは高校化学。そしてもうひとつが地球環境化学。
(どちらかというと私は物理屋なのですが...)
高校化学の方は一般的な科目なので問題なく対応できます。
が、地球環境化学の方が問題です。
タイトルからなんとなく予想できますが、実際何を学ぶ分野かまるで知りません。
先方は「お任せします。環境を化学しなくても結構ですよ。」とおっしゃいます。
でもあまりにタイトルから離れたことをやるのもなんですし、
何より『地球環境化学』というタイトルに長らく眠っていた理系の血が騒ぐのです。

そこで関連しそうな書籍を検索し、ネットで購入。
今日、そのうちの1冊が届きました。
その名も「地球環境化学入門」。
もう少し読み物的な本なのかと思っていたら、見てびっくり。
これはまるで化学+地学のテキスト。
私の中で既知ではあるがバラバラだった化学や地学の知識を
「地球環境」という素材の元に統合していく感じです。
こいつは「手ごおもろい」。手強いけれど面白い。
ある程度、授業の中に取り入れていけそうです。
残りの書籍も届くのが楽しみです。
でも、5月最初の授業に間に合うかな...。

ビデオやDVDを使ってもよいということなので、それも検索。
そこで初めて知った北海道環境財団という団体。
市民に環境保全を啓蒙する団体のようです。
活動の一環として地球環境に関するビデオやDVDを無料で貸し出しています。
昨日、早速行って2本借りてきました。
これは使えそうです!

授業を作っていくのにかなりエネルギーを使いそうですが、
これでまた新しいことを学べると思うと「つら嬉しい」です。

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せっかく続いていたのに...

昨日は比較的早く帰宅できたので、起きている息子に会うことが出来ました。
とうことはお休み前のお話しタイムは私の役割。
妻はいつも絵本を読み聞かせているのですが、私の場合は創作が求められます。
昔話やSF小説などを即興でミックス&アレンジして聞かせています。

昨日は「すいか太郎の冒険 Vol.6」。
6作まで続いたこの話のネタ元は次の通りです。

 Vol.1 ⇒ 昔話の「桃太郎」
 Vol.2 ⇒ 宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー」
 Vol.3 ⇒ ディズニー「ミクロ・キッズ」+北欧のお話「ニルスの不思議な旅」
 Vol.4 ⇒ 古田足日「おしいれのぼうけん」+中国のお話「桃源郷ものがたり」
 Vol.5 ⇒ 筒井康隆「緑魔の町」
 Vol.6 ⇒ ネタ元はとくにないが「地底人」

子どもの頃からSF小説を読み漁っていた私にとって、このミックス&アレンジは
とても楽しい作業です。

昨日もいつものように私の布団の中で話をして、切れのいいところで話しを終え、
あとは妻に任せて仕事に取り掛かる予定でした。
ところが...
息子と一緒に入っていた布団が暖かくて気持ちよくてなかなか出ることができず、
結局そのまま眠り込んでしまいました。

せっかく続けていたブログだったのに...
今日からまた頑張ります。

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カレーライスに味噌汁?

私は家でカレーライスを食べるとき、味噌汁も一緒です。
子どもの頃から普通だと思っていましたが、そうでもないんですね。

自分では私の「食」はそれほど特殊ではないと思っています。
それでも結婚して初めて気付く「特殊さ」というものがありました。
「カレーに味噌汁」もそのひとつ。

何事も相対化してみる必要があるようです。
他者との違いを感じることで自分を客観視することが必要かもしれませんね。
毎日「先生、先生」と呼ばれ、いつのまにか自分を絶対視していたようです。
いかん、いかん。
気がつくと偉そうにしている自分がいます。
明日からまた心を入れかえます。

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災難な一日

今日、サイフを落としてしまいました。
いつもの書店へ地球環境に関する本を求めに行ったときの事です。
運転中、ポケットにあるサイフは確認していました。
車を駐車場のいつもの位置に停め、階段を上り、まずトイレに。
それから店内へ入りながら、ポケットにあるはずのサイフを探りました。
ありませんでした。嗚呼。

運転中はあったことを確認しているので、車を降りたときか、トイレか。
急いでどちらも見に行きましたが、やっぱりありません。
もしかすると、実は家においてきているのではないか。
さっき運転中に触れたのは財布ではなく免許だったのではないか。
そう思い、家へ急行。やっぱりありません。
すぐに書店へ電話して探してもらいましたが、ありません。

仕方なく銀行とクレジットカード会社へ電話してカードの利用を
停止してもらいました。

幸いなことに私のサイフは大抵の場合、必要最低限の金額しか入っていません。
今回は買う本を決めていませんでしたが、狙いは新書系だったので2千円+小銭。
問題はカードですが、手続きがスムーズに行き被害はありませんでした。

最近、忘れ物、紛失物が増えています。
やっぱり年かな...。

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ザリちゃん、またまた産卵

春期講習会で忙しくしていて(いいわけ)、
ザリちゃん(おそらくニホンザリガニ)の水換えを怠っていました。
講習明けの昨日、水を換えるついでに水槽の大掃除をしました。

気合を入れて掃除した甲斐があり、見違えるようにきれいになりました。
心なしかザリちゃんたちも嬉しそうです。
ずっと気になっていたので、私もすっきり。
タンポポコーヒーを飲みながらザリちゃんたちを眺めていました。

しばらく眺めていると何となく様子のおかしなザリちゃんがいることに気付きました。
尻尾を丸めておなかを押さえているのです。
「ま、まさか。」と思いながらよーく観察してみると...「!」
やはり卵を抱いていました。

現在、二世帯住宅状態の水槽には一代目が一匹と二代目が5匹います。
あと2,3週間もすると三代目子ザリちゃんたちがワンサカ孵化します。

ポプラ工房のご父母の皆様。
今回もご協力お願いいたします!

我が家は人もザリガニもベビーラッシュ!
春らしいニュースが続きます。

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バディ~

ポプラ工房を立ち上げた頃、
英語を教えるときになるべく正しい音を生徒たちに聞かせたくて、
自分の発音を改善する練習をはじめました。

練習はいつも夜遅かったのですが、大きな声で一人練習していました。
ある日、母音の「ア」(記号が変換できません)の練習をしていました。
bodyやboxの「o」の部分の音です。
これは指が縦に3本入るくらい大口を開けて、のどの奥で響かせます。

私は人目を気にすることなく大口を開けて練習していました。

 「バディ~(body)」 「ダクタ~(doctor)」 「バックス(box)」

正直、自分でも若干アホっぽいなぁ、と思いながら一生懸命練習していました。
すると隣で寝ているはずの妻が吹き出したのです。

 「ブブ~ッ。ゴメン!我慢できなかった。」

我慢できなかっただと!まったく失礼な奴です。

一昨日、小6の生徒さんと私と同じ教材を使って発音練習をしていました。
やはり大口で「ダクタ~」です。
照れ笑いをする彼に「笑うなー!」と怒りながら。
少しして、お母様がニヤニヤ笑いながら休憩のお茶を持ってきてくださいました。

 「先生、まる聞こえで…。笑ってしまいました。」

そうか。やっぱり人様を笑わせてしまうのか…。

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この時期思い出す歌

少し遅いですが、この時期必ず思い出す短歌があります。

袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ

これは私が高校時代に習った紀貫之の歌です。

夏の暑い日に袖を濡らして遊んだ水が冬の寒さで氷ってしまっていたが、
立春の今日、春の風がその氷を解かしているだろうか

という意味になるかと思います。
なぜ毎年この歌が思い出されるのか分かりませんが、
毎年この季節に自然と口ずさんでいます。

みなさんにはそんな歌や詩はありませんか?

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私の父は議論が大好きです。
週に一度は顔を合わせるのですが、
行くと決まって「福田さん(首相)も大変だな。」とか「あれは画期的だな。」とか
「しかし、あれだな…」なんで感じで話しを振ってきます。

最近でこそかなり穏やかに話しをするようになりましたが(父が丸くなったため)、
昔は、特に私が大学生だった頃はそれはもう大変でした。
なにせお互い譲らない性格です。
私が握りつぶしたグラスで手のひらから血が噴出したこともありました。
若くて血が熱いころの話です。

近頃やっと分かってきました。
おやじはあれで楽しかったのでしょうね。
私と酒を飲みながらバトルするのが。

いまは酒は入りませんし私のほうも少しは角が取れてきたので
流血沙汰にはなりませんが、お互い譲らない性格は健在です。
昨日もやってきました。
きっとあれでいいのでしょうね。
よく見るとなんだか楽しそうでしたし。

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月日は百代の過客にして

以前の勤め先の社長がおっしゃっていました。
1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」。
うかうかしていたら2008年も3ヶ月が過ぎようとしています。
少しあせってきました。
思っていることがなかなか出来ずにいます。
もう一度引き締め直さなければ、あっという間に1年が終わってしまう。

今晩から早速。

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たんぽぽコーヒー

たんぽぽコーヒーをご存知ですか?
たんぽぽの根を乾燥・焙煎した飲み物でコーヒーのような苦味と香りが楽しめます。
ノンカフェインなので、胃の弱い人、妊婦さん、小さい子どもでも飲むことができます。
効能は、

  • 冷え性の改善
  • 胃の働きをよくし、消化液の分泌を促す
  • 血液を浄化しさらさらにする
  • 血中の脂肪やコレステロールを減少させる
  • 利尿作用によるむくみの改善
  • 便秘の改善
  • ニキビなどの肌荒れを防ぐ

などなど。
なかなかおいしいですよ。今ではすっかりクセになってしまいました。
もちろん大好きなコーヒーも飲んでいます。

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「カゼなんて引いたことがない」は危険?

どうやらカゼを引いてしまいました。
熱もかなりあるようです。

生徒たちがどんなにカゼを引いていても
私にはうつらなかったのに…
これほどしんどいのは久しぶりです。

以前、整体の専門家に「最近カゼを引かなくなった。」といったところ、
「それは逆に危険ですよ。」といわれました。
彼によると、カゼを全く引かないという方が不自然だというのです。
「カゼは引くけどすぐ直る」のが健康な人。
「カゼを引いていても気付けないほど体が鈍感」なのが不健康な人。

逆説的ではありますが、カゼの自覚症状があるということは健康な証拠!
そう思うことにして、今日は早く寝ましょう。

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笑うこと

笑いは人間にとってとても大切なもの。
私は自分が笑うことも人を笑わせることも好きです。
授業中もとにかく笑わせる機会をねらっています。
(もちろん授業も精一杯やってます。念のため。)

ホスピタル・クラウンをご存知ですか?
入院中の子どもの恐れや不安を軽減するために、
病院を訪問するピエロたちです。
私も最近読んだ本、「チェンジ・メーカー」で知りました。
この本は社会起業家と呼ばれる人たちの活躍を紹介しています。

笑うことはメンタル面への影響のみならず、
手術後の回復が早まることも実証されているとのことです。
ちょっと驚きです。

Img_2318_5

我が家のクラウンです。
私は身をもって疲労の回復が早まることを実証しています。

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「毎日続ける」は難しい

私は自分の生徒たちにいつも毎日少しずつ継続することが大切、
と伝えています。
仮に4時間学習するとしても1日で4時間やるのと1時間ずつ4日に分けるのとでは、
後者の方が圧倒的に効果があります。
その理由も合わせて何度も何度も伝えています。

そんな私が「これからはブログを毎日書きます」と宣言したにもかかわらず、
4日目にして挫折するとは!
また今日から続けます。でなければ、言葉に説得力がなくなります。
(横のカレンダーはずしちゃおうかな…)

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勉強好きなんでしょ?

私はよくお母様方からよく「先生は勉強好きなんでしょ?」と聞かれます。
おっしゃる通り私は学ぶことが好きです。
でも何故か「はい。好きです。」と答えることに若干の抵抗を感じるのです。
そう答えたとき皆さん決まって「そうでしょ、そうでしょ。」みたいな表情をされます。
それが何となく嫌なのかもしれません。

個別の科目が好きか嫌いかではなく、興味を持ったこと、楽しそうなことについて、
「知らない」⇒「知るようになる」というプロセスが好きなのか。
「へぇ~」とか「そうだったの?」なんて驚くのが好きなのか。
そんなところでしょうか。
皆さんが指しているものとは少し違うような気がします。
だからといってそれを上手く説明できそうもありません。

例えば私にとって

 「今日帰ったら一刻者(いっこもん)を飲もう!」

 「今日帰ったら買ったばかりの英和辞典を見よう!」

は同じレベルかもしれません。(おそらく言い過ぎですね)

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学び場

誰もが安心して学べる場所を作りたい。
誰もが生き生きとして学べる場所を作りたい。
出来る出来ない、知ってる知らない、上手い下手、
そんなこと関係ない。
「学ぶことが楽しいなんてきれいごと。」
そんなこと言わせない。
そんな場所を作りたい。

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ザリガニの赤ちゃんを欲しい方!

3,4ヶ月ほど前に生徒さんから生まれたてのザリガニを分けていただきました。
はじめ10匹ほどだったのですが,共食いを繰り返しとうとう1匹に。
その最後に残ったザリガニが数週間前に産卵し、さらにその卵が偶然私の誕生日に孵りました。
小さな水槽の中で推定20匹くらいの子ザリちゃんたちが元気に動きまわっています。

生まれたてのころは母ザリガニの背中に乗ったりして、「優しいお母さんと子どもたち」という雰囲気でした。
ところが...「ああ、やっぱり君はザリガニ。」
昨日お母さんザリガニがハサミを振り上げて子ザリちゃんたちを襲っていました。
このままでは、みんなお母さんの餌食に...
運よく生き延びても、子ザリ同士でまたあの弱肉強食、生存競争、サバイバル合戦が始まってしまう...

札幌市内にお住まいの方、どなたか子ザリちゃんを引き取って育ててくださいませんか?

種類は分かりませんが、お母さんザリガニで体調約5~6cmほど。
アメリカザリガニではありません。おそらく日本のザリガニだと思います。

かわいがって下さる方ならどなたでも結構です。
ご連絡いただければ私がお届けにあがります。
こちらからお問合せ下さい。

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試される私...

運転中、マナーの悪い車にイライラさせられることがしばしばあります。
(もしかすると、もしかすると私も誰かをイライラさせているかも...)
しかしイライラすることは心にも身体にもよくないはず。
そこで今日はどんなに傍若無人な車に対してもイライラしないぞと決めました。
切れそうなときはかわいい我が子の顔を思い浮かべて気持ちを静めることにしました。

ところが、ところがです

こんな日に限って「これでもか!」というくらい傍若無人くんオンパレード。
まずは信号が青に変わったので発進しかけたとたん私を無視して対向車線から右折してくる傍若無人くん
次は私の前で左折しかけていたのに「やっぱりやーめた」と戻ってくる傍若無人くん
最後は優先道路から右折しようとすると、そこには車線を跨いで道路のど真ん中に止まっている傍若無人くんが。
しかも私が悪いとでもいうかのようにこちらをにらみつけながら。

私は試されているのだろうか。いくらなんでも10分程度の間に3回も出会うなんて。
その都度、息子の顔を思い浮かべなんとかクールダウン。
息子よありがとう。
君のおかげでパパは無事家に帰ってこられたよ。

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ゾウの花子

土曜の夜か日曜の朝、息子に「どこに行きたい?」と尋ねると、
かなりの確率で、

 「どうゆつめん!(=どうぶつえん)」

と答えます。
そのリクエストに従った結果、昨年はおそらく20回近くは円山動物園に行きました。

28日の日曜日も行ってきました。(実は前週21日、旭山動物園に行ったのです。)
すっかり顔なじみになった受付の女性にチケットを提示して入園しようとすると、

 「今日はゾウの園舎には入れませんよ。ちょっと病気で...」

還暦を迎えている花子のこと。
「無理もないかな。」と思いながらも、いつものようにサル山へと向かいました。
すると突然、

 「早朝より体調を崩していたアジアゾウの花子が11時、息を引き取りました。」

というアナウンスが流れました。
あまりの事に妻も息子も私も「えー!」と言ったきり絶句してしまいました。
いつも花子がいた場所に行ってみると、やはり入れません。
私自身「かわいそうに」という気持ちはありましたが、
それほどのショックを受けてはいないと思っていました。
しかしその場所に行くと、思わず声を上げて泣き出しそうになりました。
妻は鼻を真っ赤にして、

 「ここに花があればなぁ。」

亡くなったその日に動物園にいたのも何かの縁。
私たち家族にとって、花子は忘れられない存在になるでしょう。

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これで厄払い…か?

一昨日、妻が運転する車に信号無視の車が突っ込んできました。
息子の病院の帰りだったので後のチャイルドシートには息子も乗っていました。
幸い2人とも無事でしたが、電話で知らせを聞いた私は一瞬頭が真っ白に。
2人の顔を見るまでは放心状態でした。
無事といっても妻は軽いむち打ちに、車はフロントをかなり持っていかれました。

...ものは考えようです。これで1年の厄が払えたと思うことにします。
今年の残りはきっといいことばかりのはず!

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省吾と22年

浜田省吾と出会って22年。
省吾は53で私は38。
思えば私がこれまで歩んできた人生のありとあらゆる場面で、
いつも省吾のうたが流れていました。
嬉しいときも悲しいときも切ないときも苦しいときも。
いつも省吾がいました。

数ある曲の中で私が最も好きなのは「日はまた昇る」。

  長い旅路のいろんな場所で
  数え切れぬ人に出会う
  誰もがみな自分の
  人生と戦っている

  荒野に一人君は立ってる
  行く道はいくつもある
  だけどたどり着くべき場所は
  きっとただひとつだけ

  どの道を歩いていこうと
    君は君のその人生を
  受け入れて楽しむほかない
  最後には笑えるように

でもきっと、この詞は今の年齢に達したから味わえるのでしょうね。

時代に迎合せず、迷い苦しみながらも自分の求める道を歩み続ける。
省吾のそんなところに惹かれるのです。

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12歳の私 38歳の私

私の愛用しているシステム手帳には、なぜか小6で取得したアマチュア無線の
免許証が挟まっています。
今とおんなじ坊主頭にTシャツ姿でにっこりスマイルの写真が貼ってあります。
当時の私は人との関係作りがとても苦手でした。

人との距離の取り方が下手で、0か100か、密着か完全に離れるか。
加えて短気ですぐに怒りを爆発させる。
これでは友だちはなかなかできませんね。
反面、泣き虫で臆病で人の顔色ばかり見ているような子どもでもありました。
学校もよく休みました。
朝起きると必ずどこか痛いんです。頭、腹、足、腕、耳、目...

そんなヒリヒリした心が落ち着き始めたのは、実はごく最近になってからです。
それはたくさんの人たちとの出会いのおかげではないかと思っています。
なかでも妻、そして息子との出会いがなければ今の私はいません。

出会いは人だけではなく、ことば、映像、動物、あるいは自分だったりします。
人は出会いによってのみ変わっていけると私は思います。
そして必要なときに必然的な出会いがある、と今の私は信じています。

私のかわいい生徒たちにも良い出会いがありますように。

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ビールはいつからおいしく感じた?

今日の札幌は真夏日。汗だくの1日でした。
そのかわり、シャワーの後のビールがおいしい!
独特の色、香り、そして苦味。冷えたグラスへ注ぐときの心地よい音。
視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚のすべてを刺激しますね。
でもいったいいつからビールをおいしいと感じるようになったんだっけ?
最初は我慢して飲んでみたのか?
それとも最初からおいしいと思っていたのだろうか?
今となっては思い出せません。
ビールを飲むようになる前の私は、もっぱらキリンレモンでした。

そう言えば、大人になってからおいしいと思うようになったものが結構あります。
生がき、ホヤ、刺身こんにゃく、ウドの酢味噌和え、たらんぼの芽のてんぷら...
なんとも「私は酒飲みです!」といわんばかりのラインナップですね。
どれもこれも今は大好物です。

味覚の変化はどのようにして起こるのでしょうか?
もちろん生物学的な要因なのでしょうが、それだけでしょうか?
例えば、子どもから大人(「大人」の定義は置いといて)になっていく過程で味わう
様々な困難や挫折、そして喜びや幸せ。
これらが味覚に与える影響は考えられないのでしょうか?
いつか調べてみなくては。

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心の柔軟性

何年かぶりにGWにお休みをいただき、家族で旭川旅行へ行って来ました。
我が家の旅行は、宿取りをするのが大抵1週間前、ひどいときは3日前。
いつもそれで何とか取れてしまうので、今回も大丈夫だろうと思っていました。
ところが今回ばかりはうまくいきませんでした。
おそらく旭山動物園人気のためでしょう。どこも予約でいっぱい。

困っていたところ、旭川の友人夫婦から「うちでよければどうぞ」というありがたい
お話をいただき、ご迷惑とは思いつつお世話になりました。

友人夫婦は留学生のホストファミリーをしていて、私たちがお世話になったときは
タイからの留学生、通称タラちゃんがホーム・ステーしていました。
タラちゃんはまだ日本語の勉強中でしたので会話は英語。
そのタラちゃんが、これまた日本語(というよりも言葉)勉強中の2歳10ヶ月の息子を
とってもかわいがってくれたのです。

私たちが昔話に花を咲かせている間、タラちゃんは息子と遊んでくれていました。
この2人、おそらく言葉によるコミュニケーションは全くできなかったと思います。
それでも気持ちが通じ合っているようでした。
「言葉は通じなくても気持ちは通じる」なんて聞きますが、正直「そうかなぁ?」と思っていました。が、どうやら本当のようです。
彼らは十分にコミュニケーションを取っていました。

私たちからあんなに長い時間離れて遊んでいる息子にも驚きましたが、
会話らしい会話がないのに、2人ともとっても楽しそうにしていることの方に驚きました。

先日届いた友人のメールに、こうありました。

言葉がわからなくても、相手を知ろうとする姿勢。
自分とは異質なものを抵抗なく受け入れる柔軟性。これがすごい!
日本、タイ、北朝鮮、韓国、パキスタン、ミャンマー、ラオスなどアジアの子供達がモットモット沢山交流して、仲良くすると、世界はもっと小さくて、新しい発見に満ちていて、平和を平等に享受できるなるような気がしてなりません。

おかげさまで本当によい旅をさせていただきました。
この場を借りて、みなさんにお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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ペイ・フォワード

映画「ペイ・フォワード」をご存知ですか?
ハーレイ・ジョエル・オスメント扮する11歳のトレバー少年は、社会の先生の「もし世界を変えたいと思ったら、君たちは何をする?」という問いかけに、あるアイディアを思いつきます。
それは,自分が受けた厚意をその相手に返すのではなく、自分の周りにいる別の誰かに返すというもの。「Pay It Forward」です。

最近私は、もう二度と立ち直れないのではないかと思うほどの悲しい経験をしました。自分はもう正気を取り戻せないのではないかと思いました。このまま頭がおかしくなってしまうのではないかと。
悲しい気持ちが消え去ったわけではありません。しかし、いまでは以前と同じくらい大きな声で笑うことができるようになりました。生徒が顔をしかめる元祖”オヤジギャグ”を飛ばせるようにもなりました。

すべては私の周りの方々からいただいた暖かい心のおかげです。みなさんから掛けていただいた暖かい言葉でどれだけ救われたことか。
それはとてもお返しできないほど大きなものでした。

数日前、私の頭の中に「ペイ・フォワード」という言葉がふっと浮かびました。それは車一台分しか走れない雪道を譲ったり譲ってもらったりしながら車を運転しているときでした。
 「そうか。『ペイ・フォワード』か!」
そう思ったとき、何だか不思議な気持ちになりました。嬉しくて、穏やかで、優しい気持ち。急に世界中の人とつながったような気分でした。

きっとこの気持ちが,今回の悲しい経験の中で,誰かが私に贈ってくれた贈り物なんだと思います。

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教育との出会い② 「一路白頭到」

一路白頭到 」 とは遠軽にある北海道家庭学校を創設した留岡幸助が座右にしていた言葉です。そして私が師と仰ぐ先生に贈っていただいたものです。すなわち,
   This one thing I do.  われこの一事をつとむ。
生きる軸心がなかなか定まらず,あっちへ行ったりこっちへ行ったり,している私に師はこの言葉を贈ってくださいました。

とにかく私はあきっぽく,何をやらせても長続きしない人間でした。すこしでも上手く行かないことがあるとすぐに逃げ出し,やめてしまう人間でした(生徒のみんなに偉そうなこと言えないですね。内緒にしておいて下さい)。長続きしない大きな原因は,他人と比較する私の生き方だと思います。他人と比較して自分にないものばかりを探すから,辛くなってしまうのです。だから自分が最も優位に立てるものをなんとか探そうとするのです。
そんな私が最近,一つ所を懸命にやり続けた先に見えてくるもの,それが何なのかを見たくなりました。人より能力があるかないか,人と比べて上手くできるかどうか,人と比べて社会的に成功しているかどうか,という比較がいかにつまらないことか遅まきながら分かりかけています(”分かった”ではなく”分かりかけ”です)。それは師,生徒さん,そして妻と息子のおかげです。
そうなると俄然,毎日が輝いてきます。なにせ人とではなく昨日の自分との戦いです。こんなに楽しいことはありません。自分の目標を,夢をひたすら一途に白頭に到るまで追いかければいいのですから。これでやっと生徒さんの横に立つ資格が与えられるかな?とも思います。私の生徒さんたちはどう思っているのか,聞いたことはありませんが...(続く)

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教育との出会い① 「自然科学から教育へ」

小学校5年生までの私の夢は学校の先生になることでした。(小学校の先生である母方の叔父と「金八先生」に憧れて。)
しかし小学校6年生の夏休み,「先生」が「科学者」に変わりました。それは父の勧めでアマチュア無線の免許を取ったことがきっかけです。

免許を取るために10日間(だったと記憶してます)の講習会を受けに行った私は,教科書に書かれてある小6にはちょっと難しいオームの法則や回路図に強烈に惹かれてしまいました。また,そのときの講師が北大で電子工学を研究している院生でした。
「電気回路面白い。先生素敵。」 当時からすでに北大に憧れていた私はこの段階で完全にやられてしまいました。こころはノーベル物理学賞です。
先日久しぶりに見た卒業アルバムには「将来の夢 : 電子工学の大学教授」と堂々と書かれていました。もっとこうパイロットとか宇宙飛行士とかないのでしょうか。しかもリアルに”大学教授”です...嗚呼...。

その夢を大切にたずさえて,私は中学校に入学しました。そこでさらに私の「科学者になりたい」という夢を決定づける先生と出会います。
田辺夏代子先生。先生の授業はハデさはありませんが,「理科は面白いよ。私は理科が好き。」という先生の理科に対する思いが伝わってくるような授業でした。
何かを学ぶなら 「この人,本当にこれが好きなんだな」 と感じられる人から学びたい。私はそう思っていますし,そう感じてもらえるような人になりたいとも思っています。
田辺夏代子先生はそんな先生でした。

さて,”図鑑”がベースになり,”アマチュア無線”で目覚め,”田辺先生との出会い”で確かなものとなっていった私の夢ですが,ある方との劇的な出会いにより大きく変わります。この続きは次回。

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図鑑から始まった科学との出会い

私は子供のころ小学館の図鑑が大好きでした。
「恐竜」,「宇宙」,「人とからだ」,「昆虫」,「魚」...ぼろぼろになり,本がばらばらになってしまうくらい何度も何度も見ていました。クリスマスにはサンタさんにゲッターロボの1号機(当時好きだったロボットアニメです)と図鑑をお願いしたくらいです。
一番のお気に入りは「人とからだ」でした。未知の部分が多い脳の働きに魅了され,白血球や血小板の働きに感謝し,解剖図の不気味さにびびりながら(そのページだけはほとんど開きませんでした)毎日のように見ていました。何がそんなに子供の私を惹きつけたのか...今となっては思い出せません。
30年以上前に「ミクロの決死隊」という映画がありました。人の血管の中に入れるくらい小さくなった4,5人の外科チームが病人の体に入って治療するという映画です。まさに「人とからだ」ずきの私のための映画。食い入るように観ていたことを覚えています。特に忘れられないのは,外科チームを侵入者とみなした白血球が攻撃してくる場面です。「せっかく治療のために命がけでやってきたのに,白血球の奴いったい何をしているんだ!」と本気で怒っていました。

私が自然科学を志したきっかけはたくさんありますが(いずれ聞いていただきます),この『図鑑』がすべての原点だったと思います。結局私が専攻したのは「人とからだ」ではなく「原子・分子」の研究でした。しかし分野はちがっても毎日図鑑を見ていた子供の私が感じたワクワク・ドキドキ感はそっくりそのまま同じものでした。頭の先から足の先まで自然科学につかる時間と幸せを与えてもらったことに,心から感謝しています。
別の道を歩み始めた私ですが,自然科学に対する強い思いは変わらずここにあります。そして今でも新聞やテレビや街を歩いていて見つけた「自然科学」にワクワク・ドキドキしています。

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