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『道をひらく』 松下幸之助

人生80年の折り返し、不惑の40歳を目前にしてにわかに心がざわつき始めています。

最近読んだ松下幸之助氏の「道をひらくに」こんな行がありました。

 いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、
 ともかくもこの道を休まず歩むことである。
 自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
 自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。

一昨日の日曜日に家族で見に行った人形劇「星になった龍のきば」で、
こんなセリフがありました。

 僕は何のために生まれてきて、誰のために生きるのか

私にはひとつの夢があります。
でもそれはとてつもなく大きいのに、当の私はあまりにも小さい。
自分や周りに言い訳をしながら夢を忘れたフリをして、
年ばかり重ねてしまいました。
それが偶然なのか必然なのか、そんな私の心を刺激することが
立て続けに起こるのです。上の2つもそうです。

でもやっぱり一番私を揺さぶるのは生徒たちです。
国境無き医師団に加わることを目標に世界中を飛び回って
医学の勉強をしている生徒。
今は朝から晩まで地を這うように働いているけれど
学びたい気持ちを失っていない生徒。

こんなときに限って彼らから手紙やメールを続けてもらうのは
やはり必然なのでしょうね。
彼らからもらった手紙を手帳に入れて毎日持ち歩きながら、
なんとかもう一度自分を奮立たせようとしています。

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人は変われる!

中2の男の子と英語の授業をしているときのお話しです。
彼がノートに書いている英文を後から見ていて、ふっflairと気付きました。

 「そういえば、いつからそんなにきれいに書くようになったっけ?」

  彼とは中1の冬からの付き合いです。
  始めのころは勉強するのが嫌で嫌でしょうがないといった感じでした。
  ですからノートの字、使い方はそれはひどいものでした。
  それでも彼の心の底に微かに見える「このままではいけない」という気持ちを
  感じ取っていた私は、時に厳しく、そして厳しく、やっぱり厳しく指導を続けました。
  (私の生徒たちが読んだら、きっと冗談とは思わないでしょうね coldsweats01
  2年生の夏休みだったでしょうか。

   「苦手な英語を1年生の教科書からもう一度やり直そう」

  というこれで何度目かになる私の提案を一応受け入れてくれました。
  私は毎日メールでその日の分の問題と解き方を書いたプリントを送信しました。
  1週間後の授業日、私はやっているかどうか不安に思いながらも、

   「少しやってみた?」

  と聞いてみると、なんと全部やっているではありませんか。
  私は嬉しくて嬉しくて大声で、

   「よくやったね! すごいぞ!」

  その辺りからでしょうか。
  アルファベットも時々間違えていた彼が少しずつ英語が分かり始めたのは。
  そして今や何も見なくてもある程度の英文はさらっと書いてしまいます。 happy02

そこで以前のノートを出してもらい、見てみることにしました。
見たとたん二人で大笑い。
もう、見るからに字が 「嫌ですよ~。勉強なんてしたくないですよ~。」
叫んでいるのです。
このことを二人で笑えるということが、私には嬉しくてたまりません。
こっそり感動していました。

最近、生徒の変化を目撃することが続いています。
「そういえば少し変わったね」程度の変化ではありません。
それはもう、仮面ライダーの変身なみです。
こんなすごい場面に立ち合わせてもらっているのです。
今度は私の番だ!

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