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若い生命

最近、元生徒さんから嬉しいメールが2通届きました。

「『いきいきと生きよ』という言葉の意味をずっと考えていました。
悩んだけれど編入試験を受けることにします。」
彼女は私が予備校で数学を担当していましたが、
志望校にいま一歩届かなかった生徒さんです。
その後、滑り止めに受験した大学に進学した彼女から、
「つまらない。嫌になる。」
というメールが届きました。以前から彼女の将来の夢を聞いていた私は、
(結果的にお役に立てなかった自分の指導力を棚に上げて)
「じゃ、もう夢はあきらめたんだね。」
と聞くと、どうやらそうでもないらしい。それで私は、
「どんなに失敗しようと、いまの時点でどこに立っていようと、目指す方向さえぶれなければ、きっと夢は叶えられるよ。」
というようなニュアンスのことを言ったと思います。そして、
『いきいきと生きよ』
というゲーテの言葉を彼女に贈りました。
彼女は見事に復活したわけです。

「大学は楽しいです。部活も入って毎日忙しいです。」
彼は中2の後半から高校卒業まで、家庭教師をさせていただいた生徒さんです。
変わりたい、と願う気持ちはあるのになかなか弱い自分に勝てない。
自分を見失い、現実から逃げ、のた打ち回っていました。
一時は私が授業に行っても部屋から出てこないときもありました。
私だって強くはありません。立派な人間でもありません。
みっともない自分をさらけ出し、泣いたり、叫んだりしながら彼とともに道を探し続けました。
そのうち少しずつ光が見えてきました。
暗くうつむいていた彼の表情がどんどん明るくなっていきました。
そしてとうとう彼は自分の道を見つけ、この春、そのスタート地点に立ちました。

若い生命力ってすごい!
圧倒されてしまいます。
今年38になる私には、なかなかマネができません。
彼らのような生徒さんと同じ時間を過ごせたことに感謝!

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心の柔軟性

何年かぶりにGWにお休みをいただき、家族で旭川旅行へ行って来ました。
我が家の旅行は、宿取りをするのが大抵1週間前、ひどいときは3日前。
いつもそれで何とか取れてしまうので、今回も大丈夫だろうと思っていました。
ところが今回ばかりはうまくいきませんでした。
おそらく旭山動物園人気のためでしょう。どこも予約でいっぱい。

困っていたところ、旭川の友人夫婦から「うちでよければどうぞ」というありがたい
お話をいただき、ご迷惑とは思いつつお世話になりました。

友人夫婦は留学生のホストファミリーをしていて、私たちがお世話になったときは
タイからの留学生、通称タラちゃんがホーム・ステーしていました。
タラちゃんはまだ日本語の勉強中でしたので会話は英語。
そのタラちゃんが、これまた日本語(というよりも言葉)勉強中の2歳10ヶ月の息子を
とってもかわいがってくれたのです。

私たちが昔話に花を咲かせている間、タラちゃんは息子と遊んでくれていました。
この2人、おそらく言葉によるコミュニケーションは全くできなかったと思います。
それでも気持ちが通じ合っているようでした。
「言葉は通じなくても気持ちは通じる」なんて聞きますが、正直「そうかなぁ?」と思っていました。が、どうやら本当のようです。
彼らは十分にコミュニケーションを取っていました。

私たちからあんなに長い時間離れて遊んでいる息子にも驚きましたが、
会話らしい会話がないのに、2人ともとっても楽しそうにしていることの方に驚きました。

先日届いた友人のメールに、こうありました。

言葉がわからなくても、相手を知ろうとする姿勢。
自分とは異質なものを抵抗なく受け入れる柔軟性。これがすごい!
日本、タイ、北朝鮮、韓国、パキスタン、ミャンマー、ラオスなどアジアの子供達がモットモット沢山交流して、仲良くすると、世界はもっと小さくて、新しい発見に満ちていて、平和を平等に享受できるなるような気がしてなりません。

おかげさまで本当によい旅をさせていただきました。
この場を借りて、みなさんにお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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